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| Home>姫路赤十字病院のご紹介>院長ご挨拶 |
私は、平成20年4月から鍋山晃先生の後任として第10代の院長を拝命しました。当院の開設は、明治41年(1908年)で、今年は開院100年という大きな節目を迎えます。当院が明治の末期から大正、昭和、平成の各時代に存在し続けることができたのは、ひとえに先輩諸兄姉のご苦労および中・西播磨地域の住民、かかりつけ医、他の病院の皆さまのご支援の賜物であり、この節目に立ち会えた者として身の引き締まる思いがしています。また、その果たしてきた役割については、平成18年の「兵庫県保健医療計画」に,「中・西播磨の中核的医療機関としての役割を果たしてきた姫路赤十字病院は、今後も救急医療、災害救急医療、感染症医療などについて、両圏域にまたがる基幹的な病院の機能を果たすものとして位置づける」と特記されています。
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いま、わが国では、昭和36年の国民皆保険制度の創設以来といわれる、平成17年度に策定された「医療制度改革大綱」(「安心・信頼の医療確保と予防重視」「医療費適正化に向けた総合対策」「超高齢化社会を展望した医療保険制度の実現」「診療報酬などの見直し」など)に基づく医療制度改革が強力に推し進められています。
その中にあって、当院は、平成13年11月に姫路市下手野に新築移転すると同時に、「医の倫理と人道・博愛の赤十字精神に基づく病院づくりを目指す」の理念のもと、将来の病院のあるべき姿を掲げ、それを実現するために、6つの基本方針を策定しています。
まず第1は、患者中心の医療です。患者−医療者のパートナーシップの確立を目指し、患者さんとご家族も参画した多職種によるチーム医療を導入し、さらにその充実を推進しています。
第2は、救急医療と災害救護の充実です。当院は、兵庫県の災害拠点病院として、医師、看護師、コメディカルからなる5個の救護班を有し、平成16年台風23号被災、新潟県中越地震、平成17年スマトラ沖地震・津波被災、平成18年ジャワ島中部地震被災、ケニア洪水災害、平成19年バングラデシュ洪水被災などに救護員を派遣しています。救急医療については、姫路市の病院群輪番制に参画し二次救急施設として機能しています。かかりつけ医、他の病院からの紹介患者さんは病床、マンパワーの許す限り対応できるように心がけています。
第3は、医療の安全と質の向上です。新築移転と同時に、医療の質の第三者評価機関である日本医療機能評価機構の認定を受け、さらに平成19年にその更新認定を受けました。また、平成19年1月には地域がん診療連携拠点病院の指定を受けました。平成19年度の年間新入院がん患者数は、4,740名で、兵庫県下では、県立がんセンター、神戸市立医療センター中央市民病院に次ぐ患者数です。各種疾病の治療成績は一部ホームページで公開していますが、がん登録事業の整備とともにそれらの公表を拡大していきます。また、がん看護専門看護師(1名)、母性看護専門看護師(1名)、各認定看護師(7名)も充実しています。
第4は医療従事者の教育と研修の推進です。平成7年に臨床研修指定病院の指定を受け、現在医科(19名)および歯科(2名)の計21名の研修医が元気に研修に励んでいます。当院の各診療科の部長はそれぞれの学会の指導医で、ほとんどの診療科は各学会の研修施設として認定されています。また、約50の兵庫県内外の看護師、薬剤師、理学療法士などの教育施設から数多くの学生を受け入れています。
第5は地域との連携の推進です。当院では、平成12年9月に地域連携室を開設しました。これまで前方連携(かかりつけ医や他の病院から患者さんの紹介を受ける)と後方連携(かかりつけ医、他病院、介護施設などへ患者さんを紹介する)を担当する部署がそれぞれ別々に活動していましたが、今年度から両者を地域連携室に統合しました。患者さんやご家族、かかりつけ医、他の病院、施設との連携がよりいっそうスムーズになることが期待されます。また、当院は、平成18年6月にDPC(診断群分類別1日当たり包括評価)対象病院の承認を受けました。当地域の地域医療連携ネットワーク確立の中核的役割を果たしていきます。
第6は職員の協調と健全経営です。医療費適正化政策のもと、患者満足度を高め、医療安全、医療の質のさらなる向上が求められる中にあって、健全経営を堅持するためには、優秀な医療従事者を確保することは不可欠です。
当院は、着実な歩みを続けています。これからも兵庫県保健医療計画に特記されている、中・西播磨地域の中核的医療機関としての役割を誠実に果たしてまいります。住民、患者さん、かかりつけ医、他の病院の皆さまの暖かいご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 |
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