放射線科部 検査部 看護部 薬剤部 栄養課 リハビリテーション科部 臨床工学技術課
人体から採取した組織、細胞からプレパラート(顕微鏡で観察できるガラス標本)を作成し、顕微鏡で形態を観察することで病気の確定診断、病期や予後の推定、治療効果の判定を行う検査です。病理検査は、検体の種類・採取方法や目的によって組織検査と細胞診検査に分けられます。
手術や生検で採取した病変を含む組織から主に検査技師がプレパラートを作成し、病理医が顕微鏡で観察し病変を診断する検査で、病気の確定診断となる検査です。
検体採取(試験切除・手術)
病気の確定診断の目的で組織検査をするため、臓器の一部を採取することを試験切除と言い、治療の目的で病変部を摘出した組織を手術検体と言います。例えば胃カメラで胃の一部を採るのが試験切除で、その結果で胃の一部または全部を取り除くのが手術です。
尿や喀痰、胸・腹水などの液状検体に含まれる細胞や、病巣をこすったり、穿刺して得られた細胞からプレパラートを作成し、顕微鏡で異常な細胞を見つけ出し、細胞レベルで診断する検査です。 細胞検査士の資格を持った検査技師と病理医が検査をしています。組織検査が出来ない液状検体や、子宮ガン検診、乳腺や甲状腺など皮膚から近い腫瘤の穿刺に有用です。
住民検診などで、細胞を採取して検査することにも「細胞診検査」がお役に立っています。
子宮がんには性質の違う2つのがんがあります。40歳代をピークに30〜50代に多く見られる頸部がんと50歳以上の閉経した女性に多く見られる体部がんがあり、頸部がんが全体の85%を占めています。 子宮がんは、衛生環境の改善によって年々減少していますが、死亡率は依然として高いがんです。子宮粘膜の細胞を調べる簡単な検査を受けるだけで、早期発見が可能となっています。
喫煙指数の高い人は、たばこを吸わない人に比べ、肺がんなどの病気になる可能性が高いと言われています。かくたんの中からは、肺がんの細胞を発見することもできます。病気の早期発見、早期治療に努めましょう。