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■脳波検査

<脳波検査って?>

脳が活動すると、脳の中には微弱な電気が流れます(コンピューターの様ですね)。その電気を機械でとらえて脳の働きを調べるのが、脳波検査です。

<脳波検査でわかること>

静かにリラックスしているときはα波という緩やかな波が、計算や難しいことを考えているときは、β波という速い波がよく現れます。健康な状態では、この2つの波の組み合わせなのですが、てんかんという病気では鋭い波が現れるときがあります。また、脳炎や肝性昏睡といった病気でも独特の波形があるため、それらの診断の参考となります。

●脳死下における臓器移植
1997年に臓器移植に関する法律が施行されました。脳波検査は、この法律に基づく脳死を判定する重要な検査として行われています。
▲脳派計

●正常脳波
脳波を安静、覚醒、閉眼の状態で記録すると、周波数10Hz前後で振幅50μV程度の波が、潮の干満のように大きくなったり小さくなったりして、後頭部付近を中心に左右対称に連続して出現ます。この波をα波と呼び、正常成人の脳波の基準としています。
▲正常脳派

●異常脳波
  1. てんかん性脳波には、棘波・鋭波・棘徐波複合体等の突発性異常波があります。異常波の間欠期には、不規則な徐波が存在し、背景脳波が乱れています。
  2. 脳炎では急性期に徐波が出現し、除々に改善してゆきます。
  3. 器質性脳障害(脳腫瘍・脳血管障害・頭部外傷による脳損傷など)で脳の機能障害が生じると、除波化などの脳波異常を示します。
  4. 意識障害は、その程度に応じて徐波化が起こります。
  5. 脳死の脳波は、全誘導で平坦化します。
▲異常脳派

<検査の注意事項>

  1. 検査には30分〜60分程かかります。トイレなどは事前にすませておいて下さい。
  2. 検査自体に、痛みはありませんが、頭皮上にペースト(粘土)を使って皿電極を装着します。(検査後に洗髪をしていただきます)
  3. 乳幼児は、お薬を飲んで寝かせてから検査することがあります。
  4. 小児は、検査前日に睡眠制限をしていただきます。
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