食道癌の治療
治療方針は、がんの進行度で違ってきます。これは、がんの深さ、リンパ節に飛んでいるか、他の臓器に飛んでいるかで決まります。
1)内視鏡的粘膜切除術
がんが、ごく表面にとどまっており、リンパ節に飛んでいる可能性がなければ、内科にお願いして、内視鏡を使って粘膜を切り取る方法で治すことができます。
2)手術療法
がんが、粘膜の表面より深くまで食い込んでいれば、リンパ節に飛んでいる可能性が高く、手術によってリンパ節を含めて、食道を切除し、胃などを使って、食べ物の通る道を再建する方法が標準的な治療法です。しかし創が胸、お腹、首にあるため、手術後の疼痛が強いので、術後肺炎になる可能性が高く、麻酔科にお願いして術後の疼痛緩和をしていただいております。また縫合不全などの合併症予防のため、当院では以前は2期分割手術という、食道の切除と食べ物が通る道の再建を2回に分けて行う方法を行っていましたが.最近では形成外科にお願いして血管吻合をすることで、切除と再建を同時に行い患者さまの負担が軽減されています。
3)放射線、化学療法
手術に耐える体力の無い方、手術によってがんを取り残す可能性が高い方は放射線科に協力いただいて、放射線と抗がん剤を使って、治療していきます。食べ物の通りの悪い方には、内視鏡を使って狭くなっているところを拡張して、通りをよくします。
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